STS (Spring Tool Suite)を IDE にして、Spring の勉強を始めたのですがつらい。。。
なにがつらいって、コードアシスタント機能があまりにも貧弱なのです。
Microsoft Visual Studio や VS Code に慣れた身としては、かなりつらいものがあります。
最初、不具合かと思いました。💦
アノテーションはコード補完されません。
クラスもコード補完されません。new XXXXX
も当然コード補完されません。
メソッドはさすがにコード補完されますね。
でもつらい。つらすぎる。
そういえば、STS のダウンロード時に、VS Code の拡張があったなと思い出し試してみました。
試してみたらビンゴ!
めっちゃ使いやすいです!
コード補完は当然されてしかも高速。さくさく作業が進みます。
こんな感じです。
アノテーションがコード補完されます。
クラス名だってコード補完されます。
メソッド名も当然コード補完されます。
それだけでなく、STS でしかできないと思っていた Spring Boot の起動もできちゃいます。
SPRING-BOOT DASHBOARD の起動ボタンをクリックします。
プロジェクト名にチェックを入れて、[OK]をクリックします。
すると、Spring Boot が起動します。
ログだって出力できます。
こんな感じ。
しかも、[F5]キーで Spring Boot を起動すると、デバッグモードで Spring Boot が起動してステップ実行までできてしまいます。これには驚きました。
Maven のビルドはさすがにできないだろうと思ったらできました。これはすばらしい。
VS Code と STS は、お互いに外部エディタでソースコードが変更されているか監視しているので、VS Code で開発した結果は STS に即座に反映されます。
これは開発効率で考えれば、VS Code をメインにして STS をサブとして扱うのが最強ではないでしょうか?
STS はプロジェクトの作成とソースコード管理に特化すれば、生産性がグッと上がりそうです。
VS Code の拡張機能のインストール方法は、拡張機能の検索ボックスにSpring Boot Extension Pack
と入力して、以下の画面で[install]をクリックするだけです。関連する拡張機能も自動でインストールされます。
是非、試してみてください。
(追記)
Spring Initializr
という強力なツールを使えば、そもそも STS を使わなくても済むかもしれません。