WordPressのサイトを、PageSpeed Insightsで速度を調べると、なぜか使用していない jQuery が検出されます。
/wp-includes/js/jquery/jquery.js?ver=1.12.4-wp
しかも、バージョンが低い上に、38.8kb と結構サイズが大きいです。
これは、WordPressがデフォルトのjQueryで管理画面で使用しているものです。
ですが、公開しているページにまで出力されてしまうので、意外と影響が大きいです。
このjQueryを公開ページで出力させないためには、使用しているテーマのfunction.php
に以下のような設定を追記します。
function.php
add_filter( 'wp_default_scripts', 'remove_jquery_migrate' ); function remove_jquery_migrate( &$scripts){ if(!is_admin()){ $scripts->remove( 'jquery'); } }
これだけで、パソコンのスコアが71
から87
まで向上しました。
WordPressのサイトを運営している方は、ぜひ対応したいですね。
ちなみにこちらのサイトで検査すると、jQuery 1.12.4 はクロスサイトスクリプティングの脆弱性があると出るので、jQueryの読み込みを非同期にする方法ではなく、上記の方法で削除するのがよいかと思います。