はじめに
Visual Studio Code は単体のプロジェクトの開発をするにはいいのですが、他のクラスライブラリなどのプロジェクト参照を追加しようとすると本家 Visual Studio のように GUI でちゃちゃっとはできません。
以前の記事で、ローカルで NuGet パッケージを作成してインストールする方法をご紹介しましたが、今回はコマンドラインでプロジェクト参照を追加する方法をご紹介します。
プロジェクト参照の追加
プロジェクト参照を追加するには、dotnet add reference コマンドを使用します。
先日公開した 「OPMLCore.NET」であれば、カレントプロジェクトの .csproj があるフォルダで以下のようにコマンドを実行します。
$ dotnet add reference ../OPMLCoredotNET/src/OPMLCore.NET/OPMLCore.NET.csproj $ dotnet restore
そうすると、.csproj に以下のようなプロジェクト参照が追加されていることが分かります。
<ItemGroup> <ProjectReference Include="..\OPMLCoredotNET\src\OPMLCore.NET\OPMLCore.NET.csproj" /> </ItemGroup>
おわりに
Visual Studio Code でプロジェクト参照を追加する方法をご紹介しました。
簡単な内容なのですが、コマンドラインなので知らないとできないというところが困りものですね。