Hugoは静的サイトジェネレーターとして有名ですが、CloudFront で公開するにはなにかと手間がかかっていたようです。
ですが、現在は GitHub/BitBucket/GitLab/AWS CodeCommitでソース管理していれば、Amplify Consoleを使用することで簡単にCloudFrontにデプロイできるようになっています。独自ドメインも使用できます。
Gitでコミット、リモートリポジトリにpushすると、自動で CloudFront にデプロイされるのでとっても便利です。
その方法をご紹介します。
AWSのコンソールで、Amplify Console を表示します。
そして、Deploy の Get STARTED をクリックします。
すると、アプリの作成画面が表示されるので、自分が使用してるサービスを選択します。ここでは BitBucket を選択します。Continue をクリックすると認証が行われます。
認証が済むと、リポジトリとブランチの選択画面が表示されるのでそれぞれ選択します。すでに選択済みのリポジトリが選択されている旨のメッセージが表示されていますが、初回は表示されないので気にしないでください。
ビルドの設定画面は特に何もせず、「次へ」をクリックします。
確認画面が表示されるので、内容に問題なければ「保存してデプロイ」をクリックします。
デプロイが終了したら、アプリに割り当てられた *.amplifyapp.com のリンクをクリックします。
サイトは表示されたでしょうか?
たったこれだけの設定で、CloudFront で Hugo のサイトを公開できるなんて驚愕です。
もちろん独自ドメインの設定もできます。
ただ、Route 53 でドメイン管理をしていれば問題ありませんが、お名前.com だとドメインの移管が必要になります。
とはいえ、独自ドメインの設定も簡単にできるので、Hugo を使っているのなら Amplify Console はぜひ活用したいですね。