あるSEのつぶやき・改

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TwitterアプリのTweetbotを5日間使ってみた感想など

はじめに

Twitter 公式の仕様は、なかなかに厳しいものを感じています。

パソコンでは、TweetDeck を使用しているので不満はないのですが、iPhone, iPad では Twitter 公式アプリを使用していたため、さすがになんとかならないかとサードパーティ製の Twitter クライアントを探してみました。

それで、iPhone や iPad といった iOS 向けの「Tweetbot」というアプリを5日間ほど試してみたので感想などを書いてみます。

Tweetbot は月額100円、または年額650円の有料アプリになります。

利用開始から1週間、無料で使うことができます。

Tweetbot for Twitter

Tweetbot for Twitter

  • Tapbots
  • ソーシャルネットワーキング
  • 無料
apps.apple.com

Twitter 公式の勘弁して欲しいところ

Web 版の Twitter 公式だったり、スマホ版の Twitter 公式アプリで勘弁して欲しいところをつらつらと書いてみます。

この点が解消されれば有料でもよいと思っているのですが。。

広告が多すぎる

プロモーションという名の広告が多すぎます。

時間が経つにつれて広告の表示頻度が高くなってきており、さすがにどうかと思っています。

広告を表示しないといけないのは分かりますが、許容限度がありますし、広告を外す有料プランがあってもよい気がします。

公式の改変が多い

最近では、ホームで最新のツイートを表示する機能に制約をつけるとかがありましたね(現在は一時撤回されています)。

検索結果がおかしくなったり、ツイート日時が英語表記になったりと不具合だったりもしますが、ユーザーが望んでいない改変を度々行っているという印象があります。

いいねの表示を強要される

他の人がいいねをつけたツイートが表示されるのですが、正直興味ないですし、非表示にするオプションが欲しいところです。

suggest_activity_tweet をミュートキーワードに設定する方法もありますが、万全ではありません。

スペースが強制的に表示される

スマホアプリだと、現在オープンしているスペースが画面上部に強制的に表示されます。

これが画面の小さなスマホだとかなり邪魔なのですが、非表示にするオプションもありません。

Tweetbot について

よいところ

有料アプリだが許容範囲の値段設定

Tweetbot は有料アプリですが、月額100円、または年額650円という許容範囲内の値段設定になっています。

Twitter API を利用するためには、開発会社である Tapbots 社から Twitter 社に使用料を払わなければいけないので仕方ないですね。

広告が表示されない

広告が表示されないだけで、かなりストレスが減ります。

それだけ Twitter 公式アプリの広告表示頻度が高いのですが。。

最新のツイートが表示される

Twitter 社によって表示順をいじられていない最新のツイートが表示されます。

フォローしていない人が何を言っているとか、いいねをしているとか興味はないので、最新のツイートのみ表示されるのはとてもよいですね。

スペースが表示されない

これもかなりうれしいですね。

スマホ画面の表示領域が圧迫されないで済みます。

リストの切り替えが簡単

画面上部の「タイムライン」をタップすると、以下のようにリスト一覧が表示されるので簡単にリストに切り替えることができます。

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投票ができる

意外だったのですが、投票を行うことができます。

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はてなブックマークコメントを表示できる

これも意外なのですが、該当ツイートのはてなブックマークコメントを表示できます。

共有アイコンをタップし、「コメントを見る」をタップすることで表示できます。

トレンドを見るのに一手間かかる

一見するといまいちな気もしますが、トレンドが気になって他のことに集中できないことなどがあれば、これはよいですね。

トレンドを表示するには、検索アイコンをタップして、「トレンド」をタップします。

いまいちなところ

これは Tweetbot というよりは Twitter API の制約だとは思いますが、気になったところでは以下のようになります。

Twitter 公式アプリの併用が必要

サードパーティ製の Twitter アプリはやはり機能制限があるので、Twitter 公式アプリの併用が必要になります。

引用ツイートを表示できない

以下のように引用ツイートがあったとしても、直接表示することはできません。

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いいねやリツイートをしたユーザーは確認できるのですが、引用ツイートだけ表示できません。

引用ツイートを表示するためには、Twitter 公式アプリを起動する必要があります。

方法は後述の Tips をご確認ください。

表示されるツイートや DM が制限される

Twitter API の制限だとは思いますが、検索結果やリスト、または DM の表示に制限がかかっています。

ものによって制限の内容が異なりますが、一定期間経過したツイートや DM は表示できないようです。

会話スレッドが微妙

会話のスレッド表示が微妙です。

通常であれば、元ツイートに対するリプライが続くと思うのですが、一通りリプライの表示が終わった後で同じリプライが表示されたりします。

なんでしょうね、これは。

また、リプライ数はたくさんあるのに、一部のリプライしか表示されないこともあります。

全て表示したい場合は、Twitter 公式アプリを起動する必要があります。

方法は後述の Tips をご確認ください。

その他機能制限

Twitter 公式アプリで使える以下の機能は Tweetbot では使用できません。

  • トピック
  • ブックマーク
  • モーメント
  • Twitter Pro
  • Twitter 広告

Tips

Twitter 公式アプリで該当ツイートを表示する

共有アイコンをタップし、「Open Link to Tweet」をタップすることで Twitter 公式アプリで該当ツイートを表示することができるようになります。

引用ツイートを確認したい場合は、リプライを全て確認したい場合などに使えます。

リプライ数やリツイート数の確認をすばやく行う

Tweetbot では以下のようにデフォルトではリプライ数やリツイート数は表示されません。

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通常だと何回かタップする必要がありますが、ツイートを左にスワイプするだけでリプライ数やリツイート数を表示できます。

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おわりに

Tweetbot についてよいところやいまいちなところなどをつらつらと書いてみました。

Tweetbot を実際に使ってみると実感できると思いますが、かなりストレスが軽減されます。

有料アプリではありますが、ストレスの対価だと思えばかなり安く思えます。

まあ、Twitter 公式アプリを併用する必要はありますが、Twitter 公式アプリを使用するような操作は行わないと割り切るとなおよさそうです。

今後も Tweetbot を使っていきたいですね。