Spring Boot に入門するのって範囲が広すぎてなかなか難しいなと思っています。
ですが、そんな困難に光明が差すような Spring Boot (Spring Framework) の入門記事が Qiita に上がっていました。
Spring のすばらしい入門記事
Spring Boot の基本を学ぶのに良質な資料が掲載されているのですが、その中でも以下の2つのスライドは特にすばらしかったです。
上のスライドは、Spring Framework のコンテナに着目した解説スライドで、Spring Framework がなにをやっているのかが理解できます。あのアノテーションは、こういう意味だったのか!と新しい発見がありました。
Spring Framework の Web 周りを担当する Spring MVC の解説スライドです。アーキテクチャ的な視点から解説がされており、Spring MVC のメカニズムが分かるスライドになっています。
現時点(2019/9/1)でおすすめできる Spring のおすすめ書籍は以下の2冊だそうです。あまり Spring Boot の書籍ってないので、Spring Boot そのものではなくても Spring の良書が分かったのは大きな収穫ですね。
[改訂新版]Spring入門 ――Javaフレームワーク・より良い設計とアーキテクチャ
- 作者: 長谷川裕一,大野渉,土岐孝平
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2016/06/14
- メディア: 大型本
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Spring徹底入門 Spring FrameworkによるJavaアプリケーション開発
- 作者: 株式会社NTTデータ
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2016/07/21
- メディア: 大型本
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他にも、参考になる記事へのリンクが掲載されているので、じっくりと読んでみたいと思います。
他のよい記事のご紹介
あと、この記事とは別に個人的に気に入っている Spring Boot の入門記事もご紹介します。
STS(Spring Tool Suite)の詳細な使い方と、実際のコードで Spring Boot を学べるよい記事です。
まず、Spring Boot ってなにか分からないけど動かしてみたいと思う方向けの記事ですね。
この記事は、Spring のアーキテクチャとレイヤーの役割を解説してくれています。
最初、Spring Boot に触ると、細かくパッケージが別れていて、何がどこに入っているか分からなくなってしまいますが、アーキテクチャとレイヤーを押さえておけば、パッケージ構成も理解できてくると思います。
Spring 公式サイトのチュートリアル集です。
15〜30分程度で学習が終わる内容で、英語ですがさほど難しくなく理解しやすくできています。また、チュートリアルも豊富で、様々な機能について学ぶことができます。
一度はやっておきたいですね。
Spring Boot じゃないけれど
Spring Boot ではありませんが、Spring Boot の開発では切っても切れない関係にある Lombok というすばらしいライブラリの記事です。Lombok を使うか使わないかでは、生産性が劇的に変わってしまいます。そのぐらいすばらしいです。
まだ導入していないプロジェクトであれば、是非導入を検討して欲しいですね。
おわりに
自分もまだ Spring Boot の学習をしながら実践しているところなので、ここにある記事を何度も目を通して身につけたいと思います。