コロナ禍で緊急事態宣言の元、テレワークが一気に普及しましたが、日本人はテレワーク(在宅勤務)は生産性がダウンすると考えている人が他の国と比べて多いとのレノボの調査が公開されました。
テレワークで生産性が低下すると感じる理由は以下のもの。
在宅勤務の生産性が低いと感じる理由には、IT環境の整備や同僚とのコミュニケーションに課題があるようだ。
特に、テクノロジーに関して不満があるようですね。
在宅勤務の生産性が低いと感じる理由は、「勤務先がテクノロジーに十分な投資を行っていない」が67%でトップ。コロナ禍で在宅勤務が始まる際、自宅のIT機器などの購入費を全額負担した企業は31%にとどまった。
個人的には、31%の企業がIT機器などの購入費用を負担したという方に驚いてしまいました。そんなに多くの企業が費用負担をしてくれるなんて信じされないという気持ちの方が強いですね。
確かにIT機器や通信環境がそろってないとテレワークは苦痛でしょうね。あとは、自室が自宅にあるかどうかもテレワークの満足度に大きく影響すると思います。リビングなどで仕事をすると、集中できないし、テレビ会議もやりにくいでしょうからね。実際、そういう方はいるようです。
で、テレワークの対象になるのは、多くはエンジニアか事務職だろうから、自宅にパソコンはあるしインターネットの固定回線も引いていると思いきやそんなこともないようです。
Twitterで以下のようなことをツイートしたら、インターネット固定回線どころかパソコンもないという人々が多くいるとの反響をいただきました。正直、「えー?まじか?」という感じです。
IT業界にいてネットの固定回線を持ってない人いるの? pic.twitter.com/egClS2pmi2
— fnya (@fnya) 2020年4月20日
自分はテレワークが始まるにあたり、オフィスとの生産性を同様にするためにいろいろと購入しました。いつまでテレワークが続くか分からなかったですが、4、5万円は投資したかと思います。今は投資分のメリットはあったと思います。
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まずは、外部モニターですね。
現在の現場では外部モニターで開発をしているので、外部モニターは必須でしたね。どうせなら4Kがよかったので、セールで安くなっていたこの外部モニターを購入しました。28インチとちょっと大きいのですが、実際に使ってみるとなかなかよい感じです。
エレコム キーボード Bluetooth パンタグラフ ミニキーボード Windows・Mac・iOS・Android対応 【変換/ 無変換/ メニューキー搭載】 ブラック TK-FBP100BK
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キーボードも必須アイテムですね。ノートパソコンをクラムシェル(閉じた状態)で使用したかったので、キーボード、それも自宅のパソコンと会社のパソコンの接続先を変更できるキーボードが欲しかったのです。このキーボードは値段も要件も満たす、希少な製品になります。実際に使ってみてもよい使用感です。
マウスも必須でしょうか。オフィスでは使用していなかったのですが、クラムシェルでノートパソコンを運用するに当たり、キーボードと同じく自宅パソコンと会社パソコンの接続先を変更できるマウスを選択しました。これも値段で折り合うのがなかなか見つからなかったのですが、なんとか見つけました。いい使用感です。
これは腰痛対策グッズですね。自宅の椅子は安物なので、腰痛対策は必須でした。これを使う前は長時間座っていると結構きつかったのですが、これを使うようになってからは腰痛知らずになりましたね。個人差はあると思いますが。
そしてヘッドセット。普通のを購入できなかったのでゲーミングヘッドセットを購入しました。今は、ビデオ会議を行うのですが、ヘッドセットはやっぱり必要ですね。キーボードの打鍵音が入ったりしないし、相手に声もよく届くので使うほうがよいでしょうね。
ちなみにインターネット固定回線は、J:COMの110M(320Mかも。長期契約の間にいろいろ変わったのでよく分からない)を契約しているので快適です。よく瞬断するのは困るのですけどね。
それで、上記のような投資をして、3ヶ月テレワークをやってみた結果の感想ですが、通勤の疲れもないし、逆に生産性はアップしたのではないかと思います。余計な割り込みも少ないですし、集中できます。コミュニケーションは Slack か Zoom で行うのですが、ほぼほぼ満足しています。但し、「ここってどうなの?」という質問などが気軽にできないので、新入社員だと厳しく感じるかもしれません。そこは課題かな、と思っています。
最初は、テレワークで仕事がちゃんとできるのか不安もありましたが、徐々に慣れていきました。毎朝、Zoomで朝会をやっているのもよいのでしょうね。あと週一回のZoomでの進捗会議も。困っていることなどがあれば話すことができますし、孤立というのを防ぐ効果があるのではないかと思います。まぁ、Zoomは音声でやってますが、本当は顔出しでやった方がいいとは思っています。そうでないと、信頼貯金がどんどん減っていく気がします。
個人的にはトイレの不満がないのが地味にいいです。なぜかオフィスのトイレって、長時間空かないので、そこで待つ時間とストレスは地味にきつかったりしますからね。通勤時間の往復4時間が自由時間になるのも大きいですね。本代がかさみますがw
また、テレワークをする場合は、ちゃんと朝起きて、顔を洗い、服装も着替えて取り組むのも地味に大切ですね。気持ちの問題ですが、ダラダラしていると生産性に影響がありそうです。
あとは、コロナに対する圧倒的な安心感。これは他に代えがたい満足要因ですね。7月に入ってからテレワークを解除した企業が多いようですが、まだまだコロナは予断を許さない状況にありますので、テレワークは継続すべきだと思うのですがそうでもないようです。満員電車の感染リスクについては、なぜかデータが公表されませんが、個人的に一番のリスクだろうと考えています。
コロナを契機に普及し始めたテレワークですが、IT機器や通信環境に適切な投資をすれば、若干コミュニケーションの課題は残りますが、生産性は向上するとではないでしょうか。