ReactのSPA解説本『ネコミミでもわかるシングルページアプリケーション』の感想


技術書典6で入手した、React の SPA (Single Page Application)の解説本である『ネコミミでもわかるシングルページアプリケーション』(60ページ)を読み終わりました。

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この本は BOOTH での再販がないので、技術書典でしか入手できない貴重な本になります。

こういうのがあるので、技術書典では現地で入手したくなるのですよね。

さて、この本の内容ですが、Youtube クライアントを React の SPA で作成して、その中で UI/UX について解説し、SPA で問題になる点の解決策を提示しています。

なかなかに興味深くいい内容だったと思います。

一方で、基本的な知識はあることが前提となっているため、React が初めての方は『りあクト!』を先に読んでおくとよいかもしれません。

www.aruse.net

Youtube クライアントはできあがるだけで「おぉ」と思える内容でした。それに加え、Atomic Design というコンポーネント設計方針にしたがっているので、規模が大きくなっても適切な大きさのコンポーネントを作成できそうです。

また、React の Hooks API を使っているので、 Hooks のサンプルとしても使えそうです。

この本で力を入れているのが UI/UX で、そのために1章を使っています。

通信制御を行うために、最後の入力から一定時間経過したら入力が終わったとみなすことができるdebounce、通信中の状態を表すreact-loading、画像の遅延ロードのlazysizesといったライブラリを使ってSPAの問題の解決策を提示しています。

他にもエラー制御、ブラウザバック、SPAのページ読み込み速度の改善など役に立つ Tips が解説されています。

表紙とは真逆の硬派な内容で、かなり勉強になりました。

BOOTH でダウンロード版だけでも再販してくれるとうれしいのですけどね。