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『Kotlin&Swift で始める クロスプラットフォームアプリ開発 入門』が技術的におもしろい #技術書典


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techbookfest.org

今回は、『Kotlin&Swift で始める クロスプラットフォームアプリ開発 入門』という書籍を読んだので、感想を書いてみたいと思います。

techbookfest.org

まず、Kotlin は Kotlin/Native でクロスプラットフォーム開発ができます。それに対して、Swift でも Swift for Android で クロスプラットフォーム開発ができるそうです。

これは驚きましたね。Swift でクロスプラットフォーム開発という発想自体がなかったので。

Swift for Android は、まだプロダクトレベルではないようですが、試みは非常におもしろいですね。iOS の開発者なら惹かれるのではないでしょうか。

また、SCADE という Swift for Android の開発環境もあるようです。制限はあるようですが、これでいろいろ試せそうですね。

www.scade.io

さて、本書の感想ですが、各開発環境の入門のはじめ、という感じです。

本書を読んでみて思ったのですが、Kotlin/Native は開発手前でつまずいてしまいそうです。正直、ハードルが高いと感じました。

React Native (+Expo)だと、コマンド一発でクロスプラットフォームのプロジェクトが作成できますが、Kotlin/Native はそうではない模様。

Kotlin/Native では、Android Studio で Android、Xcode で iOSのプロジェクトを作成し、Gradleの設定もいじらなくてもいけないようです。

これは初心者にはハードルが高いと思ます。

ですが、そのハードルを乗り越える方法を本書は提示してくれます。

これはありがたいことだと思います。こういう情報が得られるのが技術書典のよさですね。

一方、Swift for Android は SCADE を開発ツールとして使用すれば、クロスプラットフォームの設定とかはあまりなさそうです。これで Swift の正式サポートが付けばいいのですが、難しいのでしょうか?

本書は、Kotlin と Swfit のクロスプラットフォーム開発というユニークな視点で知見を与えてくれる上に、電子書籍ではありますが 500円というお手頃な値段で購入できるのもよかったですね。