あるSEのつぶやき・改

ITやシステム開発などの技術に関する話題を、SEとしての経験から取り上げたり解説したりしています。

Googleのアカウント停止(BAN)への対策を考える

はじめに

Google はすばらしいサービスを提供してくれていますが、不幸なことに突然アカウント停止(BAN) にあう方もいるようです。

実際にアカウント停止になった方に共通していることが、どこに規約違反があったのか明確に知らされない内にアカウント停止されてしまい、メールも使えなくなりどうしようもなくなるということです。復活された方もいるようですが、そうでない方がどれくらいいるのかは不明です。

Google に依存しすぎるのはリスクになってしまいます。

そこで、Google のアカウント停止が突然やってきても大丈夫なようにするにはどうしたらよいか考えてみます。

ちなみに、私は 2006年から Gmail を使っているので、結構長く Google ユーザーをしていることになります。

基本方針

Google のサービスに過度に依存してしまうのはリスクになるので、依存度を下げながらアカウント停止に備えます。

事前対策と事後対策があり、以下の対応を行っていれば大きな問題にならないと考えています。

■事前対策
・Google アカウントのバックアップを定期的に行う
・Google アカウントを利用するサービスごとに分ける
・Google のシングルサインオンをやめる
・Google への集中を避けてクラウドサービスを分ける
・Google アカウント(Gmail)を利用しているサービスの洗い出し
・移行先メールアドレスの準備

■事後対策
・Google アカウント停止後にサービスのメールアドレスを変更

事前対策

Google アカウントを停止されてから嘆いてもどうしようもないので、事前に対策を行うことが重要です。

Google アカウントのバックアップを定期的に行う

Google は、利用しているサービスのデータをエクスポートする機能を提供しています。こちらを利用してデータのバックアップを行いましょう。

バックアップの方法は以下の記事に記載しました。Gmail となっていますが、Google アカウント全般のバックアップが可能です。

www.aruse.net

バックアップの頻度は月に1回程度行うとよいのではないでしょうか。

Google アカウントを利用するサービスごとに分ける

アカウント停止にあった方で多かった原因に、YouTube で規約違反があり、Google のアカウントが停止されたようだというものがあります。

YouTube と Google のアカウントが連動していることでこのようなこのようなことが起きます。

昔は、YouTube 単体でアカウントがありましたが、現在は Google アカウントが必須になっているようですね。

ですので、何かしらのサービスの規約違反でアカウント停止になった場合に、影響が最小限になるように Google アカウントを利用するサービスごとに分けます。

リスクを考えると、以下のように分けるとよさそうです。

・Gmail、フォト、連絡先用アカウント
・YouTube 用アカウント
・ドライブ用アカウント
・AdSense 用アカウント

「Gmail、フォト、連絡先用アカウント」も分けられればよいのですが、Android を使っていると分けるのが難しいですね。

もっと分けられるかもしれませんが、これぐらい分けてあれば問題ないでしょう。

Google のシングルサインオンをやめる

Google のアカウントで他のサービスにログインできる「シングルサインオン(SSO)」という機能は非常に便利なものです。

ですが、Google のアカウントが停止になると、他のサービスにそもそもログインできなくなるという問題があります。

ですので、Google アカウントでのシングルサインオンはやめた方がよいです。

サービスによっては Google のシングルサインオン以外のログイン方法も提供しているので、そちらに切り替えたほうが無難です。

但し、サービスによっては2段階認証を提供していなかったりします。

そこが気になる場合は、Google のシングルサインオンはそのまま利用しておくけれどもデータのバックアップは行い、アカウント停止時は新規アカウントを作成してバックアップを新規アカウントに取り込むという方法もあります。

実際、feedly がその状態なので、割り切って使用しています。

Google への集中を避けてクラウドサービスを分ける

Google のサービスへの依存を下げるために、クラウドサービスの分割を検討します。

例えばですが、Google ドライブはファイルを保存するサービスなので、Microsoft の OneDrive に移行可能です。

OneDrive は無料で 5GB,、Microsoft 365 Personal 契約時は 1TB(1000GB)もの容量が利用できるクラウドストレージです。

Microsoft 365 Personal を契約している方は、利用しない手はないでしょう。

www.microsoft.com

Google アカウント(Gmail)を利用しているサービスの洗い出し

これは基本ではありますが、ご自身が利用しているサービスはすべて把握しているでしょうか。

なかなか難しいことではあるのですが、もしアカウント停止になった際に利用しているサービスを把握できていないとメールアドレス変更ができなくなってしまいます。

場合によっては、ログイン時に登録メールアドレスにワンタイムパスワード(数値数桁)を送信して、その内容を入力しないとログインできないサービスがあったりします。

時間を見つけて、サービスの洗い出しをしておきましょう。

重要なサービスについては、変更前のメールアドレスが使えなくてもメールアドレスの変更ができるか確認しておくとよいですね。

移行先メールアドレスの準備

実際にアカウント停止になってからでも間に合わないことはないかもしれませんが、事前に移行先のメールアドレスがあるとよいです。

最近では、複数のメールアドレスを使用することも多いですので、すでに持っている方も多そうです。

事後対策

Google アカウント停止後にサービスのメールアドレスを変更

事前に洗い出しておいたサービスに登録されているメールアドレスを変更します。

そのままですね。

そもそも

ここまで来てなんですが、そもそもアカウント停止のリスクがある Google アカウントを使い続けるのかというお話があるかと思います。

Android なんかは、Google アカウントがないとなにもできないですしね。

なので、そもそも Google アカウントは使わない、Android は使わないという選択肢もありかと思います。

移行先にリスクがないとは言えないですが、よく調べた上でなら選択肢の1つになり得ます。

おわりに

いろいろなお話がありますがなんだかんだいっても、Google がすばらしいサービスを提供しているのは間違いないです。

この記事は万が一の場合に備えるためのもので、過剰に恐れる必要なありません。

リスクはリスクとして認識し、適切な対処をしていけばよいのではないでしょうか。